酸ヶ湯温泉といえば千人風呂、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」は初めて見る者を驚かせます。160畳もの浴室には、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝などの源泉の異なる浴槽があります。300年に亘りたくさんの人々を癒してきた霊泉、そして柱一本ないヒバ造りの圧倒的な異空間が、時代を跳び越え自然との一体感を演出します。

※「ヒバ千人風呂」は混浴です。但し、女性専用時間がございます。(午前8時〜9時・午後8時〜9時)

源泉が浴槽の底から湧いている「 熱の湯(ねつのゆ)」。
名前に反してぬるめではありますが、体の芯まで温まり、長い時間温もりが持続します。

 四分六分(しぶろくぶ)は入ると熱の湯より熱く感じますが、温もりの持続が熱の湯より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われることから、その名が付けられました。

 高い位置に湯口が設置されている「湯瀧」。湯の勢いでマッサージ効果を得られます。

 入浴前や上がり湯として使用する「冷の湯」。温度の低い冷泉を利用しております。

 酸ヶ湯には混浴の「ヒバ千人風呂」の他に、男女別の小浴場「玉の湯」がございます。千人風呂と源泉は異なりますが、白濁した酸性の硫黄泉で同じような泉質となります。女性用のお風呂は小浴場とはいえゆったりとご利用していただける広さがございます。「玉の湯」も千人風呂と同様にヒバ造りで、シャワーも設置してございますのでどうぞお気軽にご利用ください。

泉質 酸性含二酸化炭素・硫黄・鉄泉・アルミニウム硫酸塩塩化物泉(硫化水素型)(緊張低張性温泉)
効能 慢性皮膚疾患  腰痛  筋肉痛  神経痛  冷え性  疲労回復  健康増進
禁忌症 急性疾患  皮膚・粘膜の敏感な方  悪性の腫瘍、重い心臓病の方  など
入浴時間 24時間 (女性専用時間有り 朝8:00〜9:00 夜20:00〜21:00)
※小浴場 玉の湯は、深夜1:00〜3:00の間メンテナンスのため、入浴不可。
湯治について 雲上の霊泉と称される酸ヶ湯温泉は、海抜900メートル余の高さにあり、紫外線やアレルゲンの少ない清らかな空気と高地気候の作用が相まって、3廻り10日で万病に効果が現われると云われています。上手な温泉入浴は血行を促し体温を上げるとともに、免疫力を高め細胞を活性化させるとされています。5つの源泉の泉質は、すべて酸性・含硫黄泉であり、「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められております。温泉療養の場合、1日当りの入浴回数は、初め数日間は1〜2回程度とし、その後3回まで増やします。 (温泉療養に際しては、専門的知識を有する医師や温泉療養医等の指導を受けてください。)湯治の日数の目安は10日位(3日1廻りで3廻り)とされています。
酸ヶ湯の温泉 日本には美しい自然に囲まれた温泉地で、健康を維持回復する「湯治」という伝統療法が昔からあります。
酸ヶ湯はその環境が整ったすぐれた温泉地として国民保養温泉地第一号に指定されました。

 もとは、漁業や農業を営む方が閑散期に、温泉地に滞在し体の不調を治す、日本では古くから行われてきた文化です。
 「湯治場」と呼ばれる温泉地には、長期滞在向けの自炊ができる「湯治宿」がありました。
 現在では湯治客の減少に伴い、多くの湯治宿が2食付きの温泉旅館化する中、酸ヶ湯温泉では古くから親しまれてきた自炊での湯治滞在が可能です。
 最近では、トレッキングやバックカントリースキーなど、八甲田の自然を楽しむ方にも人気です。